札幌の酒ミュージアムから運河の街・小樽、酒都・旭川へ。雪と米の大地に点在する蔵を鉄道でつなぐ。
冷涼な気候と豊かな雪解け水に恵まれた北海道は、近年酒米の産地としても存在感を増す注目の酒どころです。札幌では日本清酒の「千歳鶴 酒ミュージアム」が街なかで蔵元限定酒や量り売りを提供し、運河観光で人気の小樽では田中酒造「亀甲蔵」が年中無休・無料で製造場を公開。内陸の旭川に入ると、男山が「OTOKOYAMA SAKE PARK」の酒造り資料舘(入館無料)を構え、髙砂酒造は予約制の工場見学と直売店「明治酒蔵」で迎えてくれます。さらに足を伸ばせば、日本最北の酒蔵として知られる増毛の国稀酒造、帯広畜産大学キャンパス内という異色の上川大雪酒造「碧雲蔵」まで——広い北海道ならではの、個性の際立つ蔵めぐりが待っています。