六甲山の宮水と港町の風。日本酒生産量日本一の海岸線に、資料館と試飲どころが連なる。
神戸から西宮へ、海沿いにわずか12kmほど。この帯が「灘五郷」——江戸へ酒を送り出した樽廻船の時代から、日本の酒造りの中心であり続ける場所です。六甲山系が育む硬水「宮水」、寒造りに適した六甲おろし、良港。酒に必要なすべてが揃ったこの土地には、白鶴・菊正宗・櫻正宗・沢の鶴といった名門の資料館が阪神電車の駅ごとに点在し、多くが無料または数百円で見学と試飲を楽しめます。蔵から蔵へ、歩いて・電車でハシゴできる密度は日本随一。半日あれば主要4館、一日かければ西宮の白鹿・日本盛まで足を伸ばせます。